根管治療
虫歯が大きくなると「神経を取る」という治療を行う必要があります。また、1度神経の治療を行った後に再度同様の治療を行う場合もあります。いずれも専門用語では根管治療と呼ばれ、大きな虫歯になった歯を残すための最後の手段となります。一般的には「痛い」「治療期間が長い」といったイメージをもたれがちです。当院では様々なケースに対応できるように3つの器具を準備しています。
いずれも保険治療で用いることができますが、治療する歯の部位によって保険適応外となる場合もあります。自費治療を選択すると制限なく用いることができ、細菌を多く含む唾液などを歯の中に入れないようにするラバーダムの使用も可能となります。
1 ニッケルチタンファイル
今まで多くの医院では針金を使って歯の中の虫歯や神経を取り除く方法が取られていました。硬い針金を使用するため使い勝手が悪く、必要な部位まで器具が届かないために治療の予後も悪いとされていました。当院ではよく曲がるニッケルチタンファイルと呼ばれる道具を用います。写真のように今まで使われてきた道具と大きく異なる事が分かります。この曲がりやすさが今までは届かなった部位まで治療することを可能にしています。またその使い勝手の良さから治療の回数も大幅に減少させることができます。
2 マイクロスコープ
歯の大きさは最大でも2cm程度とされています。つまり治療する際はその中で様々な器具を用います。視野がとても狭くなり数ミリの世界を肉眼での治療には限界があるとされてきました。そのため当院ではマイクロスコープと呼ばれる顕微鏡を導入しています。写真のように拡大することで本来は数ミリの部位を目の前で捉えながら治療することを可能にします。今までは歯科医師の勘に頼っていた方法を目で捉えながら行うことで、治療が困難とされていた治療でも抜歯を避けることができる可能性が高まります。
3 CT(3Dレントゲン)
今まで多くの医院では針金を使って歯の中の虫歯や神経を取り除く方法が取られていました。硬い針金を使用するため使い勝手が悪く、必要な部位まで器具が届かないために治療の予後も悪いとされていました。当院ではよく曲がるニッケルチタンファイルと呼ばれる道具を用います。写真のように今まで使われてきた道具と大きく異なる事が分かります。この曲がりやすさが今までは届かなった部位まで治療することを可能にしています。またその使い勝手の良さから治療の回数も大幅に減少させることができます。